京都・関西発ライフサイエンスベンチャー企業 Meet Up
〜 ライフサイエンスDxの取り組み 〜
- 主催
- 株式会社産学連携研究所、公益財団法人京都高度技術研究所、公益財団法人新産業創造研究機構
- 後援
- 国立大学法人京都大学、関西イノベーションイニシアティブ(公益財団法人都市活力研究所)、一般社団法人首都圏産業活性化協会、中小企業基盤整備機構 近畿本部
- 協力
- 経済産業省近畿経済産業局
概要
産学連携研究所、京都高度技術研究所は、京都・関西のライフサイエンスベンチャーの創出と育成に取り組んでおります。
これまでは、京都地域のライフサイエンスベンチャーを支援対象にしておりましたが、今年度は、対象地域を関西広域に広げるとともに、コロナ禍における研究開発や事業のデジタルトランスフォーメーションを推進し、さらなる成長支援を行います。
この度、関西のライフサイエンスベンチャーと大企業とのコラボレーション、およびデジタルトランスフォーメーションの取り組みについて発表いたします。
多数のご参加をお待ちしております。
開催日時 | 2022年2月22日(火)15:00~18:00(予定) |
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会場 | オンライン配信(Zoomウェビナー) |
対象 | ライフサイエンス分野でのDXに関心のあるベンチャー企業及びオープンイノベーションによるベンチャー企業との共創を目指す企業等 |
定員 | 300名(先着順) |
参加費用 | 無料 |
プログラム
時間や順序が変更になることがありますので、ご了承ください。
15:00~開会の挨拶
代表取締役 隅田 剣生 氏
15:05~実証企業の取り組み紹介
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AMATARを活用した微生物菌種推定システムのサブスクリプションサービス
株式会社AFIテクノロジー代表取締役社長円城寺 隆治 氏 -
医療情報の高度な利活用を支える医療テキストアノテーションサービス
エニシア株式会社代表取締役小東 茂夫 氏
15:45~ライフサイエンスベンチャー(医療AI&IoT系)ピッチ
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医療機関と共同開発した「予防・治療用アプリ及びサポートロボット」
株式会社ハタプロ代表取締役伊澤 諒太 氏 -
市販ミリ波レーダを用いたバイタルセンシング技術とその製品
株式会社マリ研究開発本部長奥村 成皓 氏 -
医用カスタムAIの開発と3D医療画像深層学習支援プラットフォーム
イーグロース株式会社代表取締役今西 勁峰 氏 -
脳刺激によるパフォーマンス向上事業
Ghoonuts株式会社代表取締役都志 宣裕 氏 -
スマホ取付口腔内撮影ミラーを用いたオンライン歯科
株式会社スクリエ取締役副社長/公認会計士桑理 祥真 氏 -
人の心に寄り添う、AIメンタルヘルスケア
emol株式会社COO武川 大輝 氏 -
粒子分散系シミュレーションによるマテリアル開発の高精度・高効率化
株式会社ソフトマターシミュレーションズ取締役河村 昌紀 氏 -
日常的簡便さと幅広い健康・医療的意味づけとを両立するウェアラブルAI
Quadlytics 株式会社Co-founder & Chief Strategy Officer永元 哲治 氏 -
ワイヤレスケミカルセンサシステム「pHAI(ファイ)」について
株式会社 monotone technology代表取締役小島 淳二 氏 -
大学と共同開発した生涯型PHRアプリ『健康日記』を活用した健康増進モデルと産官学での社会実装
株式会社ヘルステック研究所代表取締役阿部 達也 氏 -
GPUが不要な小型AIの研究開発と社会実装としての薬局のDX
株式会社 Geek Guild代表取締役尾藤 美紀 氏
16:45~休憩
16:55~ライフサイエンスベンチャー(ディープテック系)ピッチ
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人工脂肪を活用した乳房再建の実現
株式会社レナートサイエンス代表取締役長谷川 雪憲 氏 -
個々人に最適化した アドバイスを行うAIシステムの構築
株式会社プラチナデータサイエンス代表取締役楊 振楠 氏 -
腫瘍免疫における再生細胞医療の活用について
バイオアクセル株式会社代表取締役平林 茂 氏 -
UBiSSカードを活用したICTシステムを構築でのデジタルトランスフォーメーションの取組
株式会社ユニバーサルバイオサンプリング取締役吉田 孝次 氏 -
細胞外マトリックスを活用した細胞培養技術
株式会社マトリクソーム代表取締役社長山本 卓司 氏 -
iPS創薬での疾患モデル開発とDX
株式会社 幹細胞&デバイス研究所代表取締役加藤 謙介 氏 -
iPS再生医療を通じた Therapy Chain 構築
株式会社VC Cell Therapy取締役堀 清次 氏 -
次世代診断DX、がん個別化医療
京ダイアグノスティクス株式会社代表取締役社長小西 一豪 氏 -
再生繊維の開発と衣料Dx
Curelabo株式会社代表取締役CEO山本 直人 氏 -
核酸医薬 × 創薬DX
リードファーマ株式会社代表取締役社長和田 郁人 氏 -
難病治療の克服から始まる骨関節再生医療
セルファクター株式会社代表取締役寺尾 友宏 氏
17:55~閉会の挨拶
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近畿経済産業局 地域経済部次長森下 剛志 氏
登壇者概要
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株式会社産学連携研究所代表取締役隅田 剣生
大学卒業後、プラントエンジニアリング業界でプロジェクト営業に従事。2004年からNEDO、大阪大学、文部科学省、東京大学等で産学官連携コーディネーター、名古屋大学客員教授等を歴任し、多数の大学発ベンチャー・産学連携プロジェクトのマネジメント業務に従事。2010年から現職。神戸大学大学院修了。
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株式会社AFIテクノロジー代表取締役社長
円城寺 隆治北里大学卒業後、1993年(株)重松製作所入社。細菌検査試薬ベンチャーを経て、2007年フィルテクノジャパン(株)設立。誘電泳動原理に基づいた細菌迅速検査システムの研究開発を実施。2013年(株)PixeeMo®️及びCROSSROTERTAFIテクノロジー設立。2014年代表取締役社長就任。ELESTA®️ Mの開発に着手。東京都立大学(旧首都大学東京)大学院修了、博士(工学)。
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エニシア株式会社代表取締役社長
小東 茂夫大学卒業後、銀行、会計コンサル、監査法人、地方自治体にて勤務。2017年京都大学経営管理大学院を修了。
大学院在学中に学内の医療イノベーション人財育成プログラム(HiDEP)に参加し、大病院のカルテ要約ニーズに出会い、会社を設立。 -
株式会社ハタプロ代表取締役伊澤 諒太
2010年にハタプログループを創業。16年にNTTドコモと提携、共同でジョイントベンチャー事業開始。18年に行政・銀行・IT企業3者の官民共同出資による合弁会社を設立、兼務で取締役に就任。
以降、複数のハードウェア・スタートアップ(IT活用の新しい電化製品等の新興企業)設立に携わる。近年はAIロボット開発技術を応用した次世代の医療・介護・ヘルスケア領域のジョイントベンチャーに注力。 -
株式会社マリ研究開発本部長奥村 成皓
2018年京都大学大学院情報学研究科博士後期課程修了、情報学博士。電波・超音波信号処理に従事。2019年より現職。
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イーグロース株式会社代表取締役今西 勁峰
2003年京都大学大学院情報学研究科修了後、ソニー株式会社を経てイーグロース株式会社を創業。
近年は、京大、奈良先端大、理研、国立循環器病研究センター等各医療・研究機関と共同で、3D医用画像を初め、医療データや医療業務支援システム等多岐にわたってAIを適用したプロダクトの研究開発に携わる。 -
Ghoonuts株式会社代表取締役都志 宣裕
2013年 03月 東京農業大学応用生物科学部卒業
2014年 10月 朝日税理士法人入社 会計、税務、コンサルなどを担当
2018年 03月 朝日税理士法人退社
2018年 04月 株式会社 aceRNA Technologies 共同創業 財務等を担当
2020年 05月 株式会社 aceRNA Technologies 取締役退任
2020年 8月~ Ghoonuts株式会社 創業 現職
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株式会社スクリエ取締役副社長/公認会計士桑理祥真
京都府長岡京市生まれ。奈良県立郡山高校(野球部)。2011年、神戸大学経営学部在学時に公認会計士試験合格。
卒業後、有限責任監査法人トーマツに入所し、会計監査・IPO支援・ベンチャー企業成長支援に従事。2021年スクリエ副社長に就任し、研究開発以外の経営全般を担当。 -
emol株式会社COO武川 大輝
2013年に株式会社エウレカに入社し、Pairsのグロース施策などに携わる。2014年に株式会社エアゼを共同設立し、大手クライアント案件などのディレクションを担当。
2019年にemol株式会社を創業し、主にBizDevを担当する。 -
株式会社ソフトマターシミュレーションズ取締役河村 昌紀
京都大学経済学部、京都情報大学院大学(情報学修士)
みずほ銀行で鉄道・物流企業を中心に担当し、退職後に大学院進学。在学中に微細藻類を扱う京大発ベンチャー(株)SeedBankに参画、起業支援を行う京大発ベンチャー(株)イーパスを設立。
イーパスとして京都大学山本教授を支援し、㈱ソフトマターシミュレーションズ設立。 -
Quadlytics 株式会社Co-founder & Chief Strategy Officer
永元 哲治製薬・バイオ・医療機器業界の革新的新領域参入戦略構築支援や薬事系グローバル組織増強支援、健康系データ連携設計支援、等に監査系コンサルのちIT系コンサルにて従事。2018年クアドリティクス創業に参画。
ほか、京大・女子医大・医科歯科大等で非常勤講師等。現役小児科医師。京都大学医学部医学科卒。 -
株式会社 monotone technology代表取締役小島 淳二
1986年 大阪府立大学農学部農学研究科博士前期課程修了
1986年3月 堀場製作所入社。電気化学センサの開発、半導体製造工場向けの薬液濃度計の開発に従事し、知的財産部にて特許出願業務・開発管理業務を担当。
2015年12月病気休職期間満了により堀場製作所退職。2016年3月 monotone technology社設立。 -
株式会社ヘルステック研究所代表取締役社長
阿部 達也1988年:京都大学工学部 衛生工学科 卒業
1988年:株式会社リクルート入社
2004年:株式会社日本プロバスケットボールリーグ 専務取締役
2017年:株式会社ヘルステック研究所設立 代表取締役
現任:(一社)PHR普及推進協議会 理事、大阪エヴェッサGM、ブラサカ女子日本代表部長 等
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株式会社 Geek Guild代表取締役尾藤 美紀
大阪大学大学院言語文化研究科博士前期課程修了/後期課程単位修得退学
アドビシステムズなどでプロダクトマネジャーの後2016年藤崎京都人工知能研究所設立、2017年(株)FKAIRに法人化
汎用人工知能の開発を目標に2018年(株)Geek Guild設立
関西NBCニュービジネスアワード2020「ニュービジネスグランプリ」「近畿経済産業局長賞」受賞
GIF「日本代表スタートアップ選抜コンテスト」日本代表 -
株式会社レナートサイエンス代表取締役長谷川 雪憲
日立製作所、三菱電機で医療情報システム構築に従事。その間、阪大院医核医学講座・臨床医工学センターで核医学の研究を行う。その後、京大MBAでアントレプレナーの研究、イーパスでは起業支援を行う。2021年8月にレナートサイエンスを起業し、京大病院形成外科研究員も兼任。
京大院工、阪大医学博士。 -
株式会社プラチナデータサイエンス代表取締役楊 振楠
京都大学大学院医学研究科博士課程在学中。 研究分野はiPS細胞(ナイーブ型iPS細胞の誘導、応用)、老化(若返りが目標)であり、事業分野は、大学発シーズの創薬事業、化粧品開発事業、遺伝子検査事業、AIを活用した健康行動喚起システム開発事業などを中心に行なっております。
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バイオアクセル株式会社代表取締役平林 茂
1958年生 東京都出身 日本大学理工学部中退
サイエンスライター バイオアクセル株式会社 代表取締役
父親の癌罹病をきっかけに腫瘍免疫学の考究を始める。がんの免疫細胞療法のための細胞培養加工施設を運営する
著書に「進行がんを眠らせる」・「悪性新生物」(河出書房新社)、「医者の言いなりにならないがん患者学」(講談社)等々 -
株式会社ユニバーサルバイオサンプリング取締役吉田 孝次
元大手外資系医療機器メーカーで20年にわたりマーケティング業務に従事。
2014年ルミノフ株式会社設立 代表取締役就任
第三者医療機器製造販売業及び製造業取得
オープンイノベーション型医療機器開発プラットフォームを構築(2019年グッドデザイン賞受賞) -
株式会社マトリクソーム代表取締役社長山本 卓司
2001年京都大学農学修士修了後、(株)ニッピへ入社。研究所でBSE検査キットとES/iPS細胞培養用基材であるiMatrix-511(ラミニン511-E8断片)の開発に従事する。2013年新潟大学農学研究科博士号を取得後、2015年12月に(株)マトリクソームを立ち上げ、2016年1月から代表取締役社長に就任。
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株式会社 幹細胞&デバイス研究所代表取締役加藤 謙介
1993年(株)日立製作所機械研究所、2000年から事業部へ異動し、設計開発課長として製品開発・事業開発を牽引。技術経営分野へ転向し、2008年東工大発ベンチャーを立ち上げ、製造業、公的研究機関を対象とした技術基盤の新事業開発戦略の策定と実行を通じ、ライフサイエンスを含めた先端技術の社会実装に携わる。2014年に株式会社 幹細胞&デバイス研究所を設立し代表取締役に就任。
東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科博士課程修了 博士(技術経営)
立命館アジア太平洋大学国際経営学部 客員教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科 非常勤講師(MOTプログラム)、研究・イノベーション学会 広報理 -
株式会社VC Cell Therapy取締役堀 清次
京都大学理学部卒。京都大学博士(医学)。
マルハ(現マルハニチロホールディングス)、ノバルティスファーマ、大阪バイオサイエンス研究所を経て京都大学生命科学研究科講師。iPS細胞の世界初の臨床応用がされた2014年に京都大学を早期退職、設立直後のiPSポータル社に参画し、企業の再生医療・創薬研究のサポート事業に従事。2021年より高橋政代の設立したVC Cell Therapy取締役に就任。「効く治療」として患者さんに提供することを目指して、遺伝子細胞治療の医療への組み込みに奮闘中。 -
京ダイアグノスティクス株式会社代表取締役社長小西 一豪
2000年京都大学大学院薬学研究科修了後、米国バージニア大学化学研究科博士研究員を経て、ノバルティスファーマ、大正製薬にて医薬品開発研究に従事。その後、外資系VCにて再生医療や創薬などバイオ案件を中心としたアーリーシードやベンチャーの事業化を支援。
2015年から化学分析ソフトウェア会社の代表取締役、および2019年から京都大学発ベンチャーの京ダイアグノスティクス株式会社の代表取締役。
PhD(薬学)、薬剤師、国際認証MBA、中小企業診断士 -
Curelabo株式会社代表取締役CEO山本 直人
大学卒業後、全国に約10万件の観光企業・地方自治体のクライアントを抱える広告代理店に入社。
営業を4 年半、管理職5年、役員を7年担当。取締役としては約120名の部下管理、会社経営に携わり2014年に沖縄事業の立ち上げを担当。
2018年同社退職後、株式会社Rinnovation設立、2021年Curelabo株式会社設立。中央大学文学部卒業 -
リードファーマ株式会社代表取締役社長和田 郁人
青森県青森市生まれ。2009年、大阪大学薬学部薬科学科に入学、2018年に同大学大学院にて核酸創薬をテーマに博士号(薬科学)を取得。
また、2015年からは国立循環器病研究センターにて研究員として従事し、その成果をもとに2019年8月にリードファーマ株式会社を同センター斯波部長と共に設立。 -
セルファクター株式会社代表取締役寺尾 友宏
整形外科専門医、再生医療認定医、認定スポーツ医、MBAホルダー、再生医療専門クリック院長に加え、特定認定再生医療等委員会の委員も兼務、京都大学の整形外科医、黒田隆先生と共に難病克服プロジェクトを推進中。最終目標は人類にとって最大の難病「老化」を克服し健康寿命を伸ばす事。好きな数式はオイラーの等式。